icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻13号

2001年12月発行

特集 IVRの現状と問題点

Interventional MRI

著者: 山本育男1 藤村昌樹1 平野正満1 森川茂廣2 犬伏俊郎2 村田喜代史3

所属機関: 1滋賀医科大学第2外科 2滋賀医科大学分子神経学研究センター代謝情報制御分野 3滋賀医科大学放射線医学

ページ範囲:P.1637 - P.1646

文献概要

 IVR治療においては画像モニターの重要性が高いが,非血管系の治療においては超音波やX線,CTによる画像ガイドだけでは限界がある.
 最近登場したオープン型MR装置は患者へのアクセス改善がはかられており,MRIをIVRの画像モニターとするInterventional MRIが行われるようになってきた.
 最近,ダブルドーナッツタイプ垂直開放型超電導磁石を有するMR装置が導入されたが,このMR装置は垂直・軸方向の広い撮像空間内でのアクセスが可能なユニークなデザインのため患者へのアクセスが大幅に改善されており,非血管系IVRの画像モニターとして優れている.今後,このようなタイプのMR装置の導入によりIVR治療の画像モニターとしてのMRIの重要性がさらに高まるものと考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら