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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻13号

2001年12月発行

外科医に必要な皮膚科common diseaseの知識・7

蕁麻疹

著者: 松本和彦1

所属機関: 1信州大学医学部皮膚科

ページ範囲:P.1662 - P.1663

文献概要

疾患の概念
 1.病態
 原因は様々であるが,掻痒を伴う紅斑,膨疹が一過性に出現する病態である(図1).通常個疹は24時間以内に跡形もなく消褪する.全身のどこにでも出現するが,摩擦あるいは圧迫部位に多く生じる傾向がある.時に皮膚のみならず粘膜にも生じ,咽喉頭部に生じた場合は呼吸困難となる.組織学的に真皮上層の細小血管の拡張と浮腫を認める.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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