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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻2号

2001年02月発行

特集 重症急性膵炎の診療Now

膵酵素阻害剤,抗生物質持続動注療法による重症急性膵炎の治療

著者: 武田和憲1 渋谷和彦1 砂村眞琴1 松野正紀1

所属機関: 1東北大学医学部第1外科

ページ範囲:P.191 - P.194

文献概要

 全身的な炎症反応の程度は膵・後腹膜腔の炎症の進展度に一致することから,重症膵炎の治療戦略としては全身の集中治療管理のみではなく,膵局所に対する原因療法的な治療が必要となる.膵局所治療である膵酵素阻害剤,抗生物質持続動注療法により死亡率の改善,感染性膵壊死の頻度の低下がみられたが,とくに発症から48時間以内の早期に治療を開始することが救命率向上のためには重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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