文献詳細
目で見る外科標準術式・15
文献概要
標準的右半結腸切除術
最も高い頻度で出会う進行度の右側結腸癌に対して,過不足のない切除と郭清の操作をもつ術式で,多くの外科医が採用している術式を標準的右半結腸切除術と呼ぶならば,これに相当する右半結腸切除術を1つ挙げることは難しい.それだけ日常に行われている右半結腸切除術式には切除と郭清の範囲に違いがあり,かつその操作への到達方向にも相違が見られている.この意味ではいくつもの標準的右半結腸切除術式があると言える.
何をもって右半結腸切除術とするかも定まっていない.ここではまず筆者の考える右半結腸切除術を述べておく.
最も高い頻度で出会う進行度の右側結腸癌に対して,過不足のない切除と郭清の操作をもつ術式で,多くの外科医が採用している術式を標準的右半結腸切除術と呼ぶならば,これに相当する右半結腸切除術を1つ挙げることは難しい.それだけ日常に行われている右半結腸切除術式には切除と郭清の範囲に違いがあり,かつその操作への到達方向にも相違が見られている.この意味ではいくつもの標準的右半結腸切除術式があると言える.
何をもって右半結腸切除術とするかも定まっていない.ここではまず筆者の考える右半結腸切除術を述べておく.
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