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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻3号

2001年03月発行

目で見る外科標準術式・15

右半結腸切除術

著者: 高橋孝1

所属機関: 1癌研究会附属病院消化器外科

ページ範囲:P.383 - P.395

文献概要

標準的右半結腸切除術
 最も高い頻度で出会う進行度の右側結腸癌に対して,過不足のない切除と郭清の操作をもつ術式で,多くの外科医が採用している術式を標準的右半結腸切除術と呼ぶならば,これに相当する右半結腸切除術を1つ挙げることは難しい.それだけ日常に行われている右半結腸切除術式には切除と郭清の範囲に違いがあり,かつその操作への到達方向にも相違が見られている.この意味ではいくつもの標準的右半結腸切除術式があると言える.
 何をもって右半結腸切除術とするかも定まっていない.ここではまず筆者の考える右半結腸切除術を述べておく.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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