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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻4号

2001年04月発行

文献概要

特集 外科におけるクリニカルパスの展開

看護の立場からみたクリニカルパス導入・実践までの評価

著者: 嶋野ひさ子1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部附属病院看護部

ページ範囲:P.471 - P.474

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 クリニカルパス作成は単に形にあてはめるのではなく,自分の病院の目的に適した実用可能なパスを作成することである.導入するに当たってはいくつかの準備段階とそれに伴う組織の問題など,ポイントがある.当院でのCP導入・実施までの状況を紹介する.日的は,1)医療チームの共通言語ツール,2)治療・ケアの標準化,3)インフォームドコンセント,4)患者教育ツールの4つである.また,効果的にCPを導入するには組織的な取り組みや手順・基準の作成が欠かせない.以上を踏まえて実施したことの見解を看護の視点から述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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