icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻4号

2001年04月発行

目で見る外科標準術式・16

横行結腸切除術

著者: 橋口陽二郎1 望月英隆1

所属機関: 1防衛医科大学校第1外科

ページ範囲:P.503 - P.509

文献概要

はじめに
 横行結腸切除は横行結腸の良性腫瘍および早期癌に対してD0〜D1程度の郭清の手術として行われる場合には腹腔鏡補助下手術の良い適応と考えられる.一方,十分なリンパ節郭清を行うためには中結腸動脈を根部で切離し,大網および結腸間膜も広範に切離する必要があるため,標準的横行結腸切除は腹腔鏡補助下手術の対象となりにくいとされている.本稿では当科で施行している進行横行結腸癌に対する開腹によるD3郭清の横行結腸切除について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら