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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻5号

2001年05月発行

文献概要

私の工夫—手術・処置・手順

鼠径ヘルニア修復術において,プロリン・ヘルニア・システムの上下2枚のパッチを各スペースに手際よく留置する方法

著者: 下間正隆1 麦谷達郎1 山岡延樹1 相良幸彦1 山岸久一2

所属機関: 1堀川病院外科 2京都府立医科大学消化器外科

ページ範囲:P.684 - P.685

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 鼠径ヘルニア修復術に用いるプロリン・ヘルニア・システムは上下2枚のパッチをコネクターで結合したall in one型のgraftである.
 腹膜前腔に作製した後方スペースと外腹斜筋腱膜と内腹斜筋との間に作製した前方スペースにそれぞれ下部パッチと上部パッチを留置することにより,ヘルニア門を閉鎖してかつmyo-pectineal orificeを補強して鼠径ヘルニアを修復する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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