icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻5号

2001年05月発行

臨床報告・1

嚢腫型肝内胆管拡張症の肝部分切除後に発症した胆管癌の1例

著者: 上之園芳一1 才原哲史1 立山健一郎1 熊之細透1 白濱浩2 高尾尊身3 愛甲孝3

所属機関: 1今給黎総合病院外科 2今給黎総合病院病理 3鹿児島大学第1外科

ページ範囲:P.719 - P.724

文献概要

はじめに
 胆管拡張症あるいは膵胆管合流異常に胆管癌が発生することはよく知られている1,2).今回,膵胆管合流異常を伴わない結石合併の嚢腫型肝内胆管拡張症に対し結石,嚢腫を含めた肝部分切除を行った.しかし,約1年半後に閉塞性黄疸で異時性に肝内胆管癌が発症し,切除した1症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら