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臨床報告・1
鼠径ヘルニアを契機に発見された腹膜偽粘液腫の1例
著者: 田中玲人1 待木雄一1 朽名靖1 高山哲夫2 酒井雄三2
所属機関: 1国民健康保険坂下病院外科 2国民健康保険坂下病院内科
ページ範囲:P.845 - P.848
文献購入ページに移動腹膜偽粘液腫(pseudomyxoma peritonei)は1884年Werth1)により報告されたのが最初で,原発は主に虫垂,卵巣であり,以来本邦でも多くの報告があるが,その病因,病態については未だ不明な点が多い.今回鼠径ヘルニアを契機に発見された腹膜偽粘液腫の1例を経験したので報告する.
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