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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻6号

2001年06月発行

文献概要

臨床報告・1

鼠径ヘルニアを契機に発見された腹膜偽粘液腫の1例

著者: 田中玲人1 待木雄一1 朽名靖1 高山哲夫2 酒井雄三2

所属機関: 1国民健康保険坂下病院外科 2国民健康保険坂下病院内科

ページ範囲:P.845 - P.848

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はじめに
 腹膜偽粘液腫(pseudomyxoma peritonei)は1884年Werth1)により報告されたのが最初で,原発は主に虫垂,卵巣であり,以来本邦でも多くの報告があるが,その病因,病態については未だ不明な点が多い.今回鼠径ヘルニアを契機に発見された腹膜偽粘液腫の1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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