文献詳細
臨床経験
鎖骨下動脈閉塞症に対する胸郭外血行再建術の経験
著者: 植草英恵1 千葉幸夫1 井隼彰夫1 木村哲也1 森岡浩一1 上坂孝彦1
所属機関: 1福井医科大学第2外科
ページ範囲:P.859 - P.862
文献概要
鎖骨下動脈閉塞症に対する胸郭内血行再建術としては大動脈—鎖骨下動脈バイパス術,胸郭外血行再建術として総頸動脈—鎖骨下動脈transposition法,総頸動脈—鎖骨下動脈バイパス術,鎖骨下—鎖骨下動脈バイパス術,腋窩—腋窩動脈バイパス術,さらに最近ではpercutaneous transluminal angio-plasty(PTA),stenting1)などがあり,症例によって選択されている.今回,筆者らはグラフト経路の異なる3種類の胸郭外血行再建術を選択し,良好な結果を得たので文献的考察を加えて報告する.
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