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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻7号

2001年07月発行

臨床報告・1

胃切除後の魚骨による小腸穿孔の3例

著者: 宇高徹総1 曽我部長徳1 前田宏也1 水田稔1 白川和豊1 大屋崇1

所属機関: 1三豊総合病院外科

ページ範囲:P.965 - P.968

文献概要

はじめに
 嚥下された魚骨は通常は消化されるか,または消化管を損傷させることなく自然排泄される.しかし,ときに消化管穿通・穿孔のため,急性腹膜炎を起こしたり,腹腔内膿瘍や慢性肉芽腫を形成し外科的治療の対象となることが少なくない1).今回われわれは,胃切除後に魚骨による小腸穿孔により腹膜炎を起こした3例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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