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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻7号

2001年07月発行

臨床報告・1

CT所見が有用であった子宮広間膜異常裂孔ヘルニアの3例

著者: 豊田和広1 中塚博文1 眞次康弘1 小川尚之1 大城久司1 小川喜輝2

所属機関: 1呉市医師会病院外科 2因島市医師会病院外科

ページ範囲:P.969 - P.971

文献概要

はじめに
 子宮広間膜異常裂孔に生じた内ヘルニアは非常にまれな疾患であり,術前診断は困難とされている1).これまでの報告でもほとんどが術中に本疾患と診断されているが,最近,術前のCT検査の有用性を指摘する報告も散見される2〜7).これまでわれわれは,本疾患を3例経験し2例はそれぞれ報告してきた1,7).この3例に対してはいずれも術前CT検査を施行しており,子宮広間膜異常裂孔ヘルニアに特徴的なCT像の所見が得られたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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