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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻7号

2001年07月発行

文献概要

臨床報告・1

胸壁に発生した巨大な悪性線維性組織球腫の1手術例

著者: 金子隆幸1 生田義明1 小林広典1 杉原重哲1 江上哲弘1

所属機関: 1社会保険下関厚生病院外科

ページ範囲:P.999 - P.1002

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はじめに
 悪性線維性組織球腫(以下,MFH)が胸壁に発生することはまれで,局所再発や遠隔転移を起こしやすく予後不良といわれている1〜3).今回われわれは,初診時すでに胸壁に巨大な腫瘤を形成していたMFHの手術を行い,切除後5年経過し再発の徴候を認めない1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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