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特集 閉塞性黄疸の診療手順 閉塞性黄疸の画像診断
閉塞性黄疸の超音波診断
著者: 金子哲也1 中尾昭公1
所属機関: 1名古屋大学医学部第2外科
ページ範囲:P.1023 - P.1027
文献購入ページに移動 超音波検査(US)は閉塞性黄疸に対して最初に行うべき検査法であり,閉塞性部位を正確に診断できる.外科医が初診の段階で無処置の閉塞性黄疸患者に対しUSを行う機会は少ないと思われるが,もしそのような機会があれば鑑別診断はもとより悪性疾患を疑った場合には減黄方法,PTBD穿刺ライン,staging,術式などを想定して行うとよい.最新の高性能の超音波診断装置ではtissue harmonic imagingが可能で高画質となり,各種Doppler機能を駆使することでよりUSの診断能は向上した.しかし検査医の解剖学的知識,技量,熱意が超音波診断には何より大切である.
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