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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻8号

2001年08月発行

文献概要

特集 閉塞性黄疸の診療手順 減黄ドレナージ術

閉塞性黄疸に対する胆道ドレナージ術後減黄不良の原因と対策

著者: 久保正二1 木下博明1 広橋一裕1 田中宏1 塚本忠司1 首藤太一1 竹村茂一1

所属機関: 1大阪市立大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1055 - P.1057

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 閉塞性黄疸に対する減黄術後の黄疸遷延例では肝のみならず全身の各種機能障害から種々の合併症を惹起する.その原因には高度および長期黄疸,ドレナージカテーテルのトラブルやドレナージされる肝領域の不足など不適切な胆道ドレナージ,胆道感染,悪性腫瘍などの基礎疾患の進展,他の肝障害併存や糖尿病などの併存疾患などがある.個々の症例においてそれらの病態の把握とそれに応じた対処が必要となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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