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文献概要
外科医に必要な皮膚科common diseaseの知識・3
表在性皮膚真菌症
著者: 松本和彦1
所属機関: 1信州大学医学部皮膚科
ページ範囲:P.1094 - P.1096
文献購入ページに移動白癬(皮膚糸状菌症)の概念
皮膚糸状菌が侵入,増殖したために生じる病変を白癬(皮膚糸状菌症)という.皮膚糸状菌はケラチンを栄養源として生息するため,ケラチンに富む表皮角層,爪,毛包内角質および毛に感染し病巣を生じる.
病変の存在する部位により,(1)頭部白癬,(2)顔面白癬,(3)体部白癬,(4)股部白癬,(5)足白癬,(6)手白癬,(7)爪白癬などの疾患に分けられている.
皮膚糸状菌が侵入,増殖したために生じる病変を白癬(皮膚糸状菌症)という.皮膚糸状菌はケラチンを栄養源として生息するため,ケラチンに富む表皮角層,爪,毛包内角質および毛に感染し病巣を生じる.
病変の存在する部位により,(1)頭部白癬,(2)顔面白癬,(3)体部白癬,(4)股部白癬,(5)足白癬,(6)手白癬,(7)爪白癬などの疾患に分けられている.
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