icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻8号

2001年08月発行

文献概要

臨床報告・1

慢性腎不全患者に発生した男性乳癌の1例

著者: 斎藤信也1 猶本良夫1 片岡正文1 松岡順治1 田中紀章1 平松聡2

所属機関: 1岡山大学医学部第1外科 2重井医学研究所附属病院外科

ページ範囲:P.1115 - P.1117

文献購入ページに移動
はじめに
 慢性腎不全患者における悪性腫瘍の発生頻度は健常者のそれに比べて高い1)とされているが,その中で男性患者の乳癌の報告は非常に稀である2).一方,男性乳癌そのものは全乳癌の1%程度の発生頻度と言われて3)おり,その報告も少なくない.
 今回,筆者らは慢性腎不全の男性患者に発生した乳癌を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?