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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻9号

2001年09月発行

目で見る外科標準術式・21

直腸癌に対するTEM(transanal endoscopic microsurgery)

著者: 木下敬弘1 金平永二1 大村健二1 川上和之1 渡邊剛1

所属機関: 1金沢大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1249 - P.1257

文献概要

はじめに
 経肛門的内視鏡下マイクロサージェリー(以下,TEM)は,直腸病変の外科的一括切除を目的にして行われる管腔臓器内視鏡下手術(endoluminalsurgery)である(図1).TEMの出現により内視鏡的粘膜切除(以下,EMR)の限界を超えた病変でも直腸腔内での局所切除による治療が可能となった.本稿ではBuessら1,2)により開発された直腸内通気法を用いたTEM原法3)を図譜を用いて解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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