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文献詳細

雑誌文献

臨床外科56巻9号

2001年09月発行

臨床報告・1

造影CTにより部位診断しえた大腸憩室出血の2例

著者: 板野理1 馬場秀文2 渡辺稔彦3 神野浩光1 鈴木文雄1 三浦弘志4

所属機関: 1共済組合連合会立川病院外科 2共済組合連合会立川病院放射線科 3日野市立総合病院外科 4慶應義塾大学医学部外科

ページ範囲:P.1283 - P.1286

文献概要

はじめに
 近年わが国における大腸憩室症は高齢化と食生活の欧米化により増加傾向にあり,注腸施行例の20%に認められるとの報告もみられる1).憩室からの出血も大腸憩室症の1〜4%程度といわれているが,欧米の10〜30%の頻度を考慮すると2)遭遇する機会は増えていると思われる.今回筆者らは造影CT検査にて出血部位を同定し,外科的切除を施行した大腸憩室出血の2例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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