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文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻10号

2002年10月発行

文献概要

特集 内視鏡下手術の現状と問題点

腹腔鏡下副腎摘除術の現状と問題点

著者: 加藤司顯1 東原英二1

所属機関: 1杏林大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.1395 - P.1401

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 腹腔鏡下副腎摘除術はその安全性,低侵襲性,手術に縫合操作を必要とせず切開,剥離,クリッピングで対処できること,摘除した副腎はそのままトロッカー孔から取り出せることなどから標準的な術式になった.
 その術式は発展・進化し,3つの経腹膜アプローチ,2つの後腹膜アプローチがある.各々のアプローチには利点・欠点があり,適応は異なる.
 腹腔鏡手術の技術,器具,経験の蓄積で両側褐色細胞腫に対する腹腔鏡下副腎部分切除術はすでに可能となり,副腎癌の腹腔鏡下アプローチも発展していくであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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