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文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻11号

2002年10月発行

文献概要

特集 癌診療に役立つ最新データ Ⅳ.乳癌

乳癌の治療に関する最新のデータ

著者: 緒方晴樹1 矢吹由香里1 太田智彦1 福田護1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学乳腺内分泌外科

ページ範囲:P.85 - P.93

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 乳癌の治療は局所療法(手術療法,放射線療法)と全身療法(化学療法,内分泌療法)の組み合わせで行われる.手術療法は乳房温存手術が40%にまで増加している.Sentinel lymph node biopsyが一部の施設で実地医療として行われている.補助内分泌療法はホルモン感受性陽性患者には第1選択である.閉経後患者ではアナストロゾールがタモキシフェンよりも有効である.補助化学療法はアンスラサイクリン系中心のレジメンが標準である.術前化学療法は乳房温存術の適応の拡大につながる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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