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文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻11号

2002年10月発行

文献概要

特集 癌診療に役立つ最新データ Ⅵ.胃癌

胃癌の治療に関する最新のデータ

著者: 山下好人1 澤田鉄二1 大平雅一1 平川弘聖1

所属機関: 1大阪市立大学大学院医学研究科腫瘍外科

ページ範囲:P.142 - P.150

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 胃癌の治療はD2郭清+胃切除術が長い間標準術式として定着していた.しかし,近年では早期胃癌に対する標準的治療としてEMRが行われるようになり,さらに胃局所切除術,分節切除術,PPG,迷走神経温存術,LADGなどの縮小手術が開発されるとともに,その有用性が証明されつつある.また,進行胃癌に対しては拡大手術や化学療法などが加わり,胃癌の治療法はますます多様化している.2001年に作成された「胃癌治療ガイドライン」には現時点で推奨される治療法とその適応が示されており,日常診療上の参考になると思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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