icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻11号

2002年10月発行

文献概要

特集 癌診療に役立つ最新データ Ⅶ.肝癌

肝癌の疫学に関する最新のデータ

著者: 新谷隆1 加藤博久1 清水喜徳1 草野満夫1

所属機関: 1昭和大学医学部一般消化器外科

ページ範囲:P.158 - P.170

文献購入ページに移動
 第15回全国原発性肝癌追跡調査報告によると,肝癌の主要病理組織型は肝細胞癌と胆管細胞癌で,それぞれ94.9%,3.3%を占める.肝細胞癌においてはHCV抗体陽性率が72.3%,HBs抗原およびHBs抗体陽性率がそれぞれ16.8%,22.3%であり,C型肝炎に起因する肝癌が多いことに日本の肝癌の特徴がある.本稿では,日本において悪性新生物死亡数第3位に位置する肝癌に関する最新のデータおよび統計を供覧する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?