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文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻11号

2002年10月発行

文献概要

特集 癌診療に役立つ最新データ Ⅷ.胆管癌

胆管癌の診断に関する最新のデータ

著者: 植木隆1 清水周次2 許斐裕之1 永井英司1 中野賢二1 山口幸二1 田中雅夫1

所属機関: 1九州大学大学院医学研究院臨床・腫瘍外科 2九州大学医学部附属病院光学医療診療部

ページ範囲:P.210 - P.214

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 胆管癌の診断はさまざまな診断法を駆使して包括的に行う.胆管癌の治療には正確な範囲,深達度,進行度診断が重要で,これらは直接患者の予後に影響する.肝外胆管癌では早期癌の割合は10%程度で,周囲組織および大血管への浸潤などによるt3,t4症例が45〜60%存在し,stage Ⅲ以上が50%以上を占める.一方,乳頭部癌では早期癌は33%と胆管癌より多く,stage Ⅰ,Ⅱ症例が70%程度を占めている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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