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文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻11号

2002年10月発行

文献概要

特集 癌診療に役立つ最新データ Ⅸ.胆嚢癌

胆嚢癌の診断に関する最新のデータ

著者: 三宅秀則1 藤井正彦1 佐々木克哉1 高木敏秀1 田代征記1

所属機関: 1徳島大学医学部臓器病態外科学

ページ範囲:P.230 - P.234

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 胆嚢癌の深達度診断法とその正診率,および進展様式・組織型の頻度を検討した.壁深達度に関しては,超音波内視鏡検査が最も信頼性があると思われた.組織学的検索では,乳頭腺癌と管状腺癌が大部分を占めており,tub2以上の分化度の比較的高い癌の頻度が高かった,ly,v,pn因子すべて深達度が進むに伴いその陽性率が高くなるが,特にly因子の陽性率が高率であった.リンパ節転移頻度も進行癌,特にse/si癌になると7〜8割に転移を認めた.stage別では約6割がstgaeⅢまでの症例であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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