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文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻11号

2002年10月発行

文献概要

特集 癌診療に役立つ最新データ ⅩⅠ.大腸癌

大腸癌の治療に関する最新のデータ

著者: 植竹宏之1 樋口哲郎1 榎本雅之1 杉原健一1

所属機関: 1東京医科歯科大学大学院消化機能再建学

ページ範囲:P.283 - P.288

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 大腸癌の手術は治癒切除率には変化がないが,肛門の温存などQOLを考慮した術式が増えている.5年生存率は向上しており,これは診断学の向上や手術手技の改善,術前・術後の補助療法が寄与していると考えられる.近年,早期癌に対する手術が増えており,今後は内視鏡的切除や腹腔鏡下手術の普及と増加が予測される.わが国には大腸癌治療のガイドラインはなく,早期の確立が望まれる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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