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文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻11号

2002年10月発行

特集 癌診療に役立つ最新データ

ⅩⅠ.大腸癌

大腸癌の再発診療に関する最新のデータ

著者: 野田雅史1 柳秀憲1 山村武平1

所属機関: 1兵庫医科大学第2外科

ページ範囲:P.289 - P.295

文献概要

 大腸癌治癒切除後の再発として肝,肺,局所,腹膜などへの転移が認められる.これらの転移に対し,切除可能であれば切除することで治癒が期待できるが,切除の対象となるのは10〜30%と頻度は低く,大部分が切除不能である.このため術後再発を早期に発見し,治療する目的でサーベイランスが行われている.ここでは大腸癌治癒切除後の再発形式,頻度,再発発見の方法,そして再発に対する治療(切除および切除不能症例)について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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