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文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻13号

2002年12月発行

文献概要

特集 胃癌治療ガイドラインの検証

胃癌の縮小手術や腹腔鏡手術の適応

著者: 安達洋祐1 北野正剛1

所属機関: 1大分医科大学第1外科

ページ範囲:P.1641 - P.1644

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 今日の医療は「科学的根拠に基づいた医療(evidence-based medicine:EBM)」が重視されており,ガイドラインの作成や医療の実践にはエビデンスが求められる.最近の臨床研究によると,早期胃癌の縮小手術はガイドラインを越えた適応でも安全に施行でき,早期胃癌の腹腔鏡手術は開腹手術よりも優れた点があることが示されている.今後,縮小手術や腹腔鏡手術が胃癌の外科治療としてさらに評価されていくものと考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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