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文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻13号

2002年12月発行

文献概要

米国でのProblem-Based Learning形式による外科研修

Problem-Based Conference(14)—患者・家族とのコミュニケーション:胆道系手術と合併症(その2)

著者: 町淳二1 児島邦明2

所属機関: 1ハワイ大学医学部外科 2順天堂大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1685 - P.1700

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1 はじめに
 R (研修医):患者さんとその家族とのコミュニケーションは,どのような医療においても医師—患者関係をよく保つ上で必須のことですので,前回のproblem-based conferenceでは学ぶところが多かったです.腹腔鏡下胆嚢摘出術(胆摘術)に際してのインフォームド・コンセントのとり方を通して,患者さんに説明すべき点,コミュニケーションすべき事項を学習してきました.今回は,手術の合併症ということを通して,さらにいろいろなコミュニケーションについてディスカッションするということでしたね.
 S(医学生):私たちはまだ,患者さんからインフォームド・コンセントをとったりすることはないのですが,患者さんとその家族とのコミュニケーションは大変重要と理解しています.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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