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文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻13号

2002年12月発行

臨床報告・1

後腹膜膿瘍を形成した輸入脚閉塞症の1例

著者: 島本強1 鬼束惇義1 片桐義文1 味元宏道1 岩田尚2 阪本研一2

所属機関: 1岐阜赤十字病院外科 2岐阜大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1721 - P.1723

文献概要

はじめに
 胃切除術後の合併症の1つに稀ではあるが急性輸入脚閉塞症がある.十二指腸断端を閉鎖する術式でみられ,急激な腹痛,高アミラーゼ血症が特徴とされている1).実際の診断は困難で外科的処置が遅れると輸入脚壊死を引き起こし,重篤な経過をとる.今回,筆者らは後腹膜膿瘍を形成した輸入脚症候群の1例を経験したので,文献的考察を含めて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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