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目で見る外科標準術式・26
肝門部グリソン鞘一括処理による肝左区域(肝左葉)切除
著者: 山本雅一1 高崎健1 大坪毅人1
所属機関: 1東京女子医科大学消化器外科
ページ範囲:P.205 - P.210
文献購入ページに移動グリソン鞘一括処理による肝切除は1986年に高崎ら1)が報告し,現在では広く認知された術式となってきている.グリソン鞘一括処理による肝切除は解剖学的であり,手技も平易である.肝葉切除だけでなく,肝機能不良例における肝亜区域切除,区画切除に至るまで応用範囲が広いことも特徴であり2),また術後の合併症も少ない3).消化器外科医にとっては基本的な手術手技と認識すべきと考えている.
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