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臨床報告・1
虫垂切除後,意識障害をきたした先天性下垂体性小人症の1例
著者: 太田裕之12 目片英治1 遠藤善裕1 来見良誠1 花澤一芳1 谷徹1
所属機関: 1滋賀医科大学第1外科 2現:国立がんセンター中央病院外科
ページ範囲:P.251 - P.253
文献購入ページに移動下垂体性小人症は成長ホルモンの分泌不全により低身長を呈する疾患であるが,わが国では1万人以上の患者がいるとされる1).本症の患者が外科手術を受ける機会もしばしばあると思われるが,今回,筆者らは虫垂切除後,意識障害をきたした先天性下垂体性小人症の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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