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文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻2号

2002年02月発行

臨床報告・1

腸重積を契機として診断された血清CEAの軽度高値を示す虫垂粘液嚢腫の1例

著者: 馬場將至1 桧垣直純1 石田雅俊1 川崎博泰1 篠山喜昭2

所属機関: 1市立柏原病院外科 2市立柏原病院内科

ページ範囲:P.265 - P.268

文献概要

はじめに
 虫垂粘液嚢腫は近年の画像診断法の発達により術前診断が可能となり,報告例が増加した9,10,12).虫垂粘液嚢腫は腸重積,絞扼性イレウス,腹膜偽粘液腫などを合併することがあるが,腸重積を合併し,術前診断された例は少ない.今回,筆者らは腸重積を契機として診断された血清CEAの軽度高値を示す虫垂粘液嚢腫の1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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