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文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻5号

2002年05月発行

カラーグラフ 正しい外科切除標本の取り扱い方・14

肝臓の切除標本の取り扱い方

著者: 堀口明彦1 宮川秀一1 水野謙司1 石原慎1 伊東昌広1

所属機関: 1藤田保健衛生大学消化器外科

ページ範囲:P.565 - P.571

文献概要

はじめに
 外科医にとって標本整理は術前診断と手術の結果を標本上で判定することであり,手術と直結したきわめて大切な作業である.また標本整理は,患者本人および貴重な症例を外科医に紹介していただいた内科医への礼儀である.
 ひとくちに標本整理といっても,標本造影から写真撮影,スケッチなどいろいろな作業があり,長時間の手術後に行うのは大変である.しかし,術前画像所見と標本肉眼所見とを一例一例検証することは次の症例に役立ち,その積み重ねが手術成績につながる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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