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文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻5号

2002年05月発行

特集 肝切除術のコツ

手術

CUSATMを用いた肝切離のコツ

著者: 黒崎功1 畠山勝義1

所属機関: 1新潟大学医学部第1外科

ページ範囲:P.653 - P.655

文献概要

CUSATMの基礎知識
 CUSATMはCavitron社製のultrasonic surgical aspi-rator(超音波吸引装置)の略であり,現在では数社から同様の機種が発売されている.開発当時は白内障に対する乳化吸引装置として使用され1),その後さまざまな分野で用いられるようになった.1984年にCUSATMを用いた肝切除術が報告され2),1990年代にかけて出血量や手術時間などの点から肝切除におけるCUSATMの有用性が数多く報告されている3,4)
 本稿では筆者が行っているCUSATMを用いた肝切離とそのコツおよび手術成績について述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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