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文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻6号

2002年06月発行

私の工夫—手術・処置・手順

Delayed Primary Closureとその工夫

著者: 渡部脩1 卜部元道1 岩瀬博之1 鈴木義真1 内田陽介1

所属機関: 1江東病院外科

ページ範囲:P.786 - P.787

文献概要

 汚染創の縫合と創感染は古来より外科医を悩ませ,現在でも困窮することがある.そこで筆者らの病院で積極的に行っているdelayed primary closureを紹介する.
 一般的なdelayed primaryclosureの方法と手順は腹膜,筋膜と順層に縫合し,皮膚は糸を通して開放し,ガーゼをpackしておいて第3〜5病日に縫合閉鎖する.また縫合糸は吸収性の感染に強い糸を用いており,皮膚縫合はfigure of eight method,vertical or horizontal mattresssuture,single interrupted sutureなどが行われている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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