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臨床報告・1
新生児期に発症した先天性梨状窩瘻の1例
著者: 石井雅昭1 小林美奈子1 湊栄治1 荒木俊光1 浦田久志1 楠正人1
所属機関: 1三重大学医学部第2外科
ページ範囲:P.845 - P.847
文献購入ページに移動先天性梨状窩瘻は急性化膿性甲状腺炎の原因として注目されており,多くは幼児期以降に発症する1).新生児期に発症するものは少ないが,幼児期以降と症状が異なり,頸部腫瘤による気道や食道の圧迫により呼吸障害や哺乳障害をきたすことが多い2).今回,筆者らは新生児梨状窩瘻の1例を経験したので報告する.
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