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文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻7号

2002年07月発行

文献概要

特集 外科診療とステロイド療法

ステロイドパルス療法

著者: 田中一郎1 萩原優2

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学東横病院外科 2聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院外科

ページ範囲:P.951 - P.955

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 パルス療法は炎症,免疫の機序が関与する病態の重症例,難治例において用いられる治療法である.外科領域においてはショックや重症な炎症性疾患などに用いられる.しかし,その作用機序はいまだ不明な点も多く,その有効性はまだcontroversialな問題である.パルス療法の適応,用法,用量,投与日数などには今後前向きなrandomized control studyによるデータの集積とevi-dence based medicineによる評価が是非必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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