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目で見る外科標準術式・31
進行胆嚢癌に対する(拡大)肝右葉,全胃幽門輪温存膵頭十二指腸切除術
著者: 太田岳洋1 吉川達也1 山本雅一1 新井田達雄1 吾妻司1 大坪毅人1 桂川秀雄1 今泉俊秀1 高崎健1
所属機関: 1東京女子医科大学消化器外科
ページ範囲:P.963 - P.970
文献購入ページに移動(拡大)肝右葉切除,全胃幽門輪温存膵頭十二指腸切除術は進行胆嚢癌や広範囲胆管癌に対して施行される術式である.消化器外科の手術のうちでも最も手術侵襲の大きい術式の1つであり,手術手技,周術期管理の進歩した現在でも術後肝不全などの術後合併症による手術死亡も稀ではない.また周術期を乗り切っても早期に再発死亡する症例もあり,手術適応の決定にはより慎重でなければならない.胆嚢癌における膵頭十二指腸切除術の適応に関しては,これまで教室で経験した症例をもとに報告してきた1〜4).本稿では手術手技に関して詳述する.
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