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文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻7号

2002年07月発行

文献概要

臨床報告・1

胃消化性潰瘍穿孔を併存した胃内腔に穿破した壁外発育GISTの1例

著者: 高島健1 川本雅樹1 菊池仁1 平田公一1 笠井潔2 奥雅志3

所属機関: 1札幌医科大学第1外科 2札幌医科大学病理部 3北海道立江差病院外科

ページ範囲:P.1003 - P.1005

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はじめに
 胃stromal cell tumorは,1953年に病理学者Stout1)が報告したことに始まり,以来これらの腫瘍は平滑筋腫/筋肉腫あるいは神経鞘師に分類されてきたが,近年の免疫組織学的検索法の発達により,gastrointestinal stromal tumor(以下,GISTと略)という新しい疾患概念として総括されるようになってきた2,3)
 今回,筆者らは胃消化性潰瘍穿孔を併存した胃内腔に穿破した壁外発育GISTの1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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