icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻8号

2002年08月発行

文献概要

特集 ヘルニア—最新の治療

PHS法—再発を起こさないコツ

著者: 坂田晃一朗1 筒井理仁1 白石充宏1 前田祥成1 長島淳1 植田充宏1 島袋隆1 菅野元喜1 西澤弘泰1 福山訓生1

所属機関: 1社会保険小倉記念病院外科

ページ範囲:P.1061 - P.1066

文献購入ページに移動
 Three-in-one modelであるPROLENE® Hernia System(以下,PHS)の構造・コンセプト,挿入のための鼠径部の解剖について述べ,vein-harvestを用いたspermatic sheathを辿る腹膜前腔への到達法を中心とした手術手技を供覧した.また,tension-free hernioplastyであるPHS法による自験例のべ209症例の内,再発症例3例(1.4%)について検討し,underlay patchの留置法・onlay patchの固定法など再発を起こさないための手術手技上の工夫につき勘案した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?