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文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻9号

2002年09月発行

文献概要

カラーグラフ 正しい外科切除標本の取り扱い方・18

膵臓の切除標本の取り扱い方

著者: 沢井博純1 舟橋整1 岡田祐二1 田中守嗣1 竹山廣光1 真辺忠夫1

所属機関: 1名古屋市立大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1163 - P.1167

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はじめに
 切除標本を正確に観察・整理することは,外科医にとって術前診断と術後の肉眼所見とを比較し,今後の手術術式・リンパ節郭清に反映させることに大きく役立つ.正確な病理組織診断を得るためには,切除標本を慎重に,最小限の損傷で取り扱うことが必要である.
 悪性腫瘍の切除標本整理は各臓器別の癌取扱い規約に準じて共通の基準で行われることが重要で,それにより手術成績などのデータが集積・比較検討され,今後の治療戦略に大きく貢献している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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