icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科57巻9号

2002年09月発行

文献概要

特集 パソコン活用術とその周辺

医療ネットワークにおけるモバイル機器の活用

著者: 原量宏1 岡田宏基1 木村敏章2 千田彰一2 梶原明美3 木村イツ子3

所属機関: 1香川医科大学医学部附属病院医療情報部 2香川医科大学医学部附属病院総合診療部 3さぬき市健康づくり推進課

ページ範囲:P.1241 - P.1249

文献購入ページに移動
 医療のIT化は急速に進むことが予想されているが,医療機関相互のネットワーク連携のみでは不十分であり,在宅の患者に関してもネットワーク化が進むと思われる.在宅管理に関しては,CATVや電話回線を用いた在宅健康管理システムが試みられているが,これらのシステムをモバイル化すればさらに使いやすいシステムになる.モバイル化の利点は,患者,医療従事者双方が場所を問わずに情報を活用できる,リアルタイムに情報交換できる,医療従事者間の相互支援ツールとして機能するなどにまとめられる.今後小型で使いやすいモバイル機器が開発され,保健・医療・福祉の分野で広範に利用される時代がくると思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?