文献詳細
文学漫歩
—モーパッサン(著),新庄嘉章(訳)—『脂肪の塊』(1978年,講談社 刊)
著者: 山中英治1
所属機関: 1市立岸和田市民病院外科
ページ範囲:P.1266 - P.1266
文献概要
栄養士の視点はずいぶん勉強になった.最近は栄養評価を詳細に行う外科医は少ない.かつては癌といえば栄養不良という時代もあったが,早期発見も増え,食べられなくなり受診することも稀である.最近は逆に肥満が多く,胃切除手術後に高脂質血症や糖尿病が治ることも多いという発表はまさに発想の転換を迫られるものであった.
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