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臨床経験
大腸癌術後癌性イレウス症例に対する在宅経胃瘻的消化管減圧療法の経験
著者: 長谷部行健1 上田哲郎2 若林巳代次2 小澤哲郎2 山口宗之2
所属機関: 1東邦大学医学部第1外科 2東邦大学医学部佐倉病院外科
ページ範囲:P.1283 - P.1286
文献購入ページに移動近年,末期癌患者に対する在宅静脈栄養療法の進歩には目覚しいものがあり,その進歩は末期癌患者の在宅での活動時間を延長し,quality of life(QOL)の維持向上に重要な役割を果たしている1).
しかし,癌性腹膜炎によるイレウスを併発した症例ではイレウス管挿入が必要となり,在宅での治療は困難であり,在宅静脈栄養療法の適応外となる場合が多い.
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