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文献詳細

雑誌文献

臨床外科58巻11号

2003年10月発行

特集 クリニカルパスによる外科医療の進歩

第Ⅰ部:クリニカルパス導入の実践 クリニカルパス作成の実例 4.上部消化管

腹腔鏡下胃部分切除術・腹腔鏡補助下幽門側胃切除術のクリニカルパス

著者: 瀧藤克也1 内山和久1 山上裕機1

所属機関: 1和歌山県立医科大学第2外科

ページ範囲:P.99 - P.104

文献概要

はじめに

 腹腔鏡下胆囊摘出術に始まった内視鏡外科は手術侵襲の軽減から開腹術に比べ早い術後回復が得られ,早期に社会復帰を可能にしてきた.そのなかで腹腔鏡下胃部分切除術・腹腔鏡補助下幽門側胃切除術も現在では手術手技も安定し,術後の合併症もほとんどなく,クリニカルパス(以下,パス)の適応のある治療法の1つである.

 筆者らは2000年4月から本格的に腹腔鏡補助下幽門側胃切除に対しパスを作成し,使用してきた.今回,腹腔鏡下胃部分切除の術後経過から新たに作成したパスも同時に呈示する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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