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特集 クリニカルパスによる外科医療の進歩 第Ⅰ部:クリニカルパス導入の実践 クリニカルパス作成の実例 4.上部消化管
幽門側胃切除術のクリニカルパス
著者: 大森敏弘1
所属機関: 1慈泉会相澤病院外科
ページ範囲:P.105 - P.112
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相澤病院外科ではインフォームドコンセントの充実,チーム医療の前進,情報の共有化,良質で効率のよい医療の提供,平均在院日数の短縮などを目指して2001年4月からクリニカルパス(CP)導入を開始した.CP導入に際しひとつひとつの疾患・手術に対してCPを作成するのではなく,EBMに基づいて周術期管理を標準化した後にCPを作成した.標準化を行うことによりCPの作成,運用が容易となり,CP導入が一気に進んだ.導入後3か月で幽門側胃切除術をはじめ15種類のCPが作成され,2003年4月現在19種類のCPが作成・運用され,新入院患者に対するCPの適応率は60%を超えている.
相澤病院外科ではインフォームドコンセントの充実,チーム医療の前進,情報の共有化,良質で効率のよい医療の提供,平均在院日数の短縮などを目指して2001年4月からクリニカルパス(CP)導入を開始した.CP導入に際しひとつひとつの疾患・手術に対してCPを作成するのではなく,EBMに基づいて周術期管理を標準化した後にCPを作成した.標準化を行うことによりCPの作成,運用が容易となり,CP導入が一気に進んだ.導入後3か月で幽門側胃切除術をはじめ15種類のCPが作成され,2003年4月現在19種類のCPが作成・運用され,新入院患者に対するCPの適応率は60%を超えている.
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