icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科58巻11号

2003年10月発行

特集 クリニカルパスによる外科医療の進歩

第Ⅰ部:クリニカルパス導入の実践 クリニカルパス作成の実例 7.その他

鼠径ヘルニア根治術のクリニカルパス

著者: 宮崎恭介1

所属機関: 1みやざき外科・ヘルニアクリニック

ページ範囲:P.221 - P.225

文献概要

はじめに

 鼠径ヘルニアは厚生労働省が定める短期滞在手術基本料1を申請できる疾患の1つである.つまり,同一の日に入院および退院とする日帰り手術ができる疾患として位置づけられている.よって,鼠径ヘルニア根治術のクリニカルパス(以下,パス)の最終目標は日帰り手術を基本としたパスとなる.

 当院では2003年4月15日の開院以来,鼠径ヘルニア根治術に対して日帰り手術のパスを実施しているので,当院における工夫,周術期の注意点,さらに現在のパスの問題点を紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら