臨床外科58巻11号

2003年10月発行

特集 クリニカルパスによる外科医療の進歩

第Ⅰ部：クリニカルパス導入の実践 クリニカルパス作成の実例 7．その他

下肢静脈瘤手術のクリニカルパス

著者： 春田直樹¹ 新原亮¹ 杉野圭三¹ 小島康知¹ 川西秀樹¹ 渡辺浩志¹ 矢野将嗣¹ 望月高明¹ 亀井久美子² 吉川さやか² 猫本愛弓² 廣島なつき² 古川聖子²

所属機関： ¹あかね会土谷総合病院外科 ²あかね会土谷総合病院看護部

ページ範囲：P.229 - P.234

文献概要

経緯

　当院のクリニカルパス（以下，パス）は1999年年頭に全病院的に取り組むことが決定し，パス準備委員会が組織された．2000年4月からコンピュータ部門が参加し，それまで各科による手作りであったものから大きく様変わりし，カラーイラストが入った様式に統一され，パスの数も増加した．このうち下肢静脈瘤のパスは2001年7月に導入され，本年3月までに154例に使用した．