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特集 クリニカルパスによる外科医療の進歩 第Ⅰ部:クリニカルパス導入の実践 クリニカルパス作成の実例 7.その他
糖尿病患者の周術期管理/糖尿病患者の追加クリニカルパス
著者: 飯田さよみ1
所属機関: 1国立南和歌山病院内科
ページ範囲:P.235 - P.241
文献購入ページに移動はじめに
国立南和歌山病院内科では1998年10月以来,糖尿病血糖管理・教育パスを活用し,退院後の血糖コントロールがパス導入前に比較して改善される治療成果を得た1~3).クリニカルパス(以下,パス)に沿った,患者中心のチーム医療による患者の血糖管理意欲高揚がその主たる要因であると考えられる.本院および他院に通院している糖尿病患者が手術を受けるケースでは平常時に比べさらに良好な血糖コントロールが要求される.手術が決定した糖尿病患者では既成の糖尿病血糖管理・教育パス2)に沿ってコントロールを行い,目標が達成できればパスを終了にして,手術を実施する科へ転科にする.そして,手術3日前から周術期血糖管理パスを内科共観にて使用開始する.このパスの担当責任者を内科医師とした.
国立南和歌山病院内科では1998年10月以来,糖尿病血糖管理・教育パスを活用し,退院後の血糖コントロールがパス導入前に比較して改善される治療成果を得た1~3).クリニカルパス(以下,パス)に沿った,患者中心のチーム医療による患者の血糖管理意欲高揚がその主たる要因であると考えられる.本院および他院に通院している糖尿病患者が手術を受けるケースでは平常時に比べさらに良好な血糖コントロールが要求される.手術が決定した糖尿病患者では既成の糖尿病血糖管理・教育パス2)に沿ってコントロールを行い,目標が達成できればパスを終了にして,手術を実施する科へ転科にする.そして,手術3日前から周術期血糖管理パスを内科共観にて使用開始する.このパスの担当責任者を内科医師とした.
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